下肢静脈瘤について①

院長の水野です。

これから何回かに分けて下肢静脈瘤という病気についてご説明していきます。

下肢静脈瘤といえば皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか?

お風呂屋さんとかで足の血管がぼこぼこしている人がいたなあとか、そんなイメージでしょうか?

意外と患者さんの数は多いと言われており、日本人の10人に1人、出産経験のある女性の2人に1人が患っていると言われるほど多くの方が悩まれている身近な足の病気です。

女性に多いイメージですが、男性にもお困りの患者様はいらっしゃいます。

特に立ち仕事に従事している方に多く、調理師・美容師・理容師・警備員・学校の先生など、歩き回らず同じ場所に長時間立ちっぱなしのお仕事をされている方に多い印象です。

右の写真は東大寺南大門を護っている金剛力士像ですが、この足にも下肢静脈瘤らしきものが見受けられます。長い間立ってお仕事をされているうちにできてしまったのでしょうか?

 当院では下肢静脈瘤の日帰り治療を行っております。

 お困りの方はぜひご相談ください。

 次回は下肢静脈瘤の原因についてご説明させていただきます。

国宝 金剛力士立像 東大寺南大門